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濃厚流動食品と浸透圧について
    浸透圧の測定法
  • 濃厚流動食品の浸透圧測定法
    1) 浸透圧の測定法は数通りありますが、比較的正確な実測値が得られ
  •   る氷点降下法(凝固点降下法ともいいます。)を用います。
  •   氷点降下度の測定により、溶質の分子・イオンの数(オスモル濃度)を
  •   算出して浸透圧(mOsm/kg H2O)とし、後述の例に示すように
  •   mOsm/L に換算します。
  • 2) 製品そのままが高濃度で測定できない場合は、1kcal/mL程度に
  •   希釈して測定します。
      ただし、その場合には、希釈し測定したことと希釈条件を併記します。
      ※希釈の倍率は、濃厚流動食品の溶液量でなく水分量で計算する
  •     こととします。
       例えば、100mL中の水分が70 gの濃厚流動食を水で2倍に希釈し
  •    た場合には、氷点降下法による浸透圧の測定値(mOsm/kg H2O)
  •    は1/2ではなく、70/170になるようにします。


  • 3) mOsm/kgで記載したい場合、mOsm/Lの値を併記します。


  • 単位換算例
  •   ◆ 浸透圧実測値 : 480 mOsm/kg H2O
      ◆ 濃厚流動食品1L中の水分 : 850 g

       浸透圧をmOsm/Lに換算するには、水分850 g当りの溶質量を
  •    計算します。
       480 mOsm/kg H2O : 1 kg(1000 g)= x mOsm/L : 850 g
                   → 480 × 850 / 1000 = 408 mOsm/L

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